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子ども優先の旅先選び〜予想以上の満足度だった子連れグアム旅行【ママ旅コラムvol.3】

旅の主人公は、いつしか「自分」から「子ども」へ。家族が増え、旅のスタイルはがらりと変わりました。

旅育ということばがあるように、旅先での経験を通して毎回成長を見せてくれる子どもたち。その様子を見るたびに、我が家の旅先選びはすっかり「子どもが楽しい」が軸になっています。

この夏、とある体験を目的に120%子ども優先に振り切ったグアム旅行へ。

すっかりハワイ派だった私にとっては、なんと16年ぶりのグアム。実はあまり期待をしていなかったのですが、いざ行ってみると予想以上の満足度!今や周りに子連れグアム旅を勧める日々です。

本記事ではアクティビティやホテルなど、子連れグアム旅の魅力をご紹介します。

01フライト&時差が最強の海外ビーチリゾート「グアム」

子連れ旅の最初の難関、「移動」。海外旅行となるとほとんどが飛行機移動ですが、子どもとの長時間フライトは大変なことも。

さらに、旅先によっては到着地で待ち構える次の試練、「時差ぼけ」。
日頃生活リズムがちゃんとしているご家庭ほど、時差対策が難航することもあるようですが、ようやく慣れた頃には帰国...なんていう経験、ありませんか?

この夏、お盆ど真ん中のタイトな日程でしか夏休み旅行に行けなかった我が家。なるべく、移動も現地での過ごし方も無駄なく旅したいと思ったとき、グアムは100点満点でした。

ポイントは3つ。

  • 子連れ旅に便利なフライト時刻(東京発)
  • 3.5〜4時間の短時間フライト
  • 時差ぼけなし!時差がたったの1時間

今回グアム旅行が候補に上がった理由の一つが、2024年5月に新規就航した羽田発着ユナイテッド航空グアム便。

往路は羽田発23:55、グアム着翌日4:45というフライト時刻は子どもたちが寝てくれること間違いなし。
復路もグアム発19:05、羽田着22:00と、夕方まで現地をたっぷり楽しめます。

さらに、約4時間という短いフライト時間も子ども連れにとって最高です。

グアムと日本の時差はたったの1時間。現地についてからの時差ぼけの心配は不要です。おかげで、初日から全力で遊ぶことができました。

02グアムのおすすめアクティビティ!3歳からのセスナ操縦体験

今回のグアム旅行を決めた最大のきっかけは、3歳からセスナ機を操縦できるという「キッズパイロットコース」のアクティビティ。

大の飛行機好き、5歳の息子の夢はパイロットになること。フライトシュミレーターですら喜ぶ息子が大興奮するであろう体験を見つけ、このためだけにグアム行きを決めました。

「自分の子どもが自ら操縦する機内から、こんなに綺麗な景色を見ることができるなんて…」私も夫も終始感動と興奮の嵐。

調べたところ、3歳から子どもがセスナ操縦体験をできるのは、今回利用したトレンドベクターエビエーション運行のグアムとセブのアクティビティのみ。

飛行時間は約25分間、価格は250USDで付き添いの大人2名まで同乗できました。

ハワイでは他社運行の9歳以上、60分545USDのアクティビティなどがあるものの、グアムの方が気軽にアクティビティに参加できる印象です。

赤ちゃん期を過ぎ、子どもが大きくなるにつれて旅先現地でのいろいろな体験も旅の醍醐味に。

ビーチリゾートでのんびりリラックスする旅もいいけれど、子どもとアクティブに新しいことに挑戦するのもいい思い出になります。

INFORMATION

キッズパイロットコースアクティビティ

トレンドベクターエビエーションインターナショナル株式会社
HP:https://www.trendvector.com/office.htm

03子どもが大喜び!ウォーターパークがあるテーマパークリゾート

旅の満足度に直結する滞在先選び。
どこに泊まるか悩んだ結果、プールやビーチを満喫したい子どもたちのために、ホテル選びは120%子連れ旅に振り切った選択をしました。

今回宿泊したのはウォーターパーク付テーマパークリゾート「PICグアム」。
5歳と2歳、未就学児連れの我が家にとって、完璧な施設ラインナップでした。

子ども用のウォータープレイエリアの他、本格的なウォータースライダー、シュノーケリングレッスンが受けられるプールなど、充実したウォーターパークゾーンが特徴。

さらに、ホテルのビーチでは、シーカヤック、SUP、シュノーケリングまで宿泊者はすべて追加料金なしで楽しめます。

無料のシッターサービスやキッズクラブを利用して、英語に触れることも。
中にはスタッフとの英会話をクリアすると景品がもらえる「Let’s Speak English」という学びのアクティビティも用意されていました。

他にも、アーチェリーやトランポリンなどの無料の予約制アクティビティ、子どもの室内外のプレイグランドなど、朝から日が沈むまで遊んでも足りないくらいのバラエティ豊かな施設に子どもたちは大喜び。

オリジナルキャラクターのシッキーとサンディーとのキッズパーティーで踊ったり、すっかりPICファンになったようです。

正直子どもが生まれる前は、プールも海も好きではなかったのが、一変。

水着の線がくっきり付くほど1日中太陽を浴びて、全力で海やプールで子どもたちと遊ぶ時間が幸せに感じるように。

大人目線のおしゃれなインフィニティプールよりも、ウォータースライダーの有無を調べるようになった自分の変化に驚きです。

公式サイトから予約することで、空港送迎やディスカウントなどの特典もあります。

3食分の食事を含むオールインクルーシブプラン(ゴールドパス/大人1名につき同室の11歳以下のお子様2名まで無料)などもあるので、滞在日数や過ごし方でぜひ選んでみてください。

INFORMATION

Pacific Islands Club Guam(PICグアム)

サイトURL:https://pic.kenhotels.com/guam/
住所:210 Pale San Vitores Road, Tumon Bay, Guam 96913
料金:1泊$239~(1室2名利用)

04気軽に楽しめる旅先での文化体験

旅は行って終わりではなく、せっかくなら普段と違う文化にも触れさせたいと思う我が家。前々からポリネシアンダンスショーなどを見せたいと思っていたところ、お手頃なBBQショーがあると知って足を運びました。

Hotel Nikko Guam(ホテルニッコーグアム)で18:30から開催されている「Sunset Beach BBQ(サンセットビーチバーベキュー)」は、小さなお子様連れこそぜひおすすめしたいディナーショー。

子どもたちが砂浜で遊ぶ姿を横目に、大人はテーブルでゆっくりBBQを味わえます。陽が落ちたらいよいよショータイム。

臨場感溢れる至近距離でファイヤーダンスなどを鑑賞でき、BBQにビュッフェの食事もついて、価格はなんと大人68USD〜/子ども35USD(3歳以下無料)。

ハワイのルアウショーが200USD程度なので、正直驚きの価格でした。

ホテル宿泊者はさらに20%オフの特典もあるそうです。ホテル敷地内には子どもの遊び場や遊具もあったり、夫も子どもたちもすっかり気に入った様子。次は「ニッコーに泊まろう!」なんて話していました。

現在、ポリネシアンショーはコロナ禍でぐっとダンサーたちが減ってしまったそうで、開催場所も限られているようです。グアムに訪れる予定がある方は、早めの予約がおすすめです。

INFORMATION

Sunset Beach BBQ(Hotel Nikko Guam)

05子連れ旅先選びのポイント

子どもの成長とともに変わる、家族旅行のスタイル。

小学生になったらAqua Expeditions(アクア・エクスペディションズ)のアマゾン川クルーズや、タンザニア、ケニアあたりのアフリカサファリ旅行、ダイビング旅行にも連れて行きたいなど妄想が膨らむものの、今やプール遊びが楽しい年齢の子どもたち。

なるべく長時間の移動は避け、10時間以内で行けるハワイや東南アジアのビーチリゾートを選ぶことが多くなりました。

5歳2歳のママ目線での旅先選び、ポイントはこの3つ。

①負担が少ない移動距離

フライト時間は短ければ短いほどありがたく、できれば直行便で移動が理想。
飛行機以外なら、寝ている間に移動できるクルーズ旅も快適でおすすめです。

②少ない時差

からだの負担がぜんぜん違うので、できれば時差は2時間以内が理想です。
グアムは1時間ですが、シンガポール、タイ、ベトナムなどアジア地域は大体1〜2時間の時差。

③その土地ならではの体験アクティビティ

3歳以上になるとできることがぐんと増え、文化自然体験やアクティビティを旅程の中に組み込むようになりました。
今回のグアムは、3歳からのセスナ操縦が目的だったように、ここならでは!というアクティビティをいつもメモしています。


今気になっている、またリピートしたいと思っている子連れ旅先は、物価も安く、ホテルの選択肢も豊富、日本からのフライトアクセスがいいベトナム、ダナン。

自然や動物との触れ合い、シティとのバランスがよいオーストラリア、パース。ナイトズーやウォーターパークも楽しめる連れて行きたい、シンガポールなどたくさんあります。

06まとめ

子連れ旅は準備や計画に時間はかかるけれど、思い出や経験、喜びはそれ以上。
少しでも多くのママパパが子連れ旅を楽しめるよう、次回コラムもご覧いただけると幸いです。

INFORMATION

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■5歳男子の夢を叶えに16年ぶりのグアム旅へ
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MUSE

この記事を書いたライターのプロフィール画像
Michelle親子トラベラー・ホテルライター

親子で旅するママトラベラー。複数ウェブ媒体にてトラベルライターとして活動。 2021年に第二子を出産し、二児の母に。子ども目線の家族旅、ママにとってのご褒美旅。どちらも...

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