サムネイル

MUSEたちの“最愛カメラ”-vol.1 Seabedさん- シネマライクな風合いがお気に入りのカメラ【Fujifilm X-T4】

カメラを通して、旅の思い出をより美しく残したい人も多いはず。

この記事では、旅の魅力を自分らしい世界観で切り取り発信することが上手なMUSEに、愛用しているカメラとお気に入りのポイントについてインタビューした内容をご紹介します。

記念すべき第一回目に登場してくださったのは、フォトグラファーのSeabedさんです。

01異文化を体感できる旅を求めて、お気に入りのカメラを片手に世界へ。

訪れた国は26ヵ国。被写体がカメラを意識していない自然な表情や、そこで行き交う人にとっては変わり映えしない日常にこそインスピレーションが刺激され、シャッター欲が掻き立てられます。

そんな私の撮影スタイルの相方は、「Fujifilm  X-T4」。撮りたい瞬間を逃さないわたしの最高のパートナーを紹介します。

INFORMATION

Seabedさん

Photographer/Editor
執筆記事はこちら

02シネマライクな風合いが◎愛用カメラは【Fujifilm X-T4】

【Fujifilm X-T4】はシャッタースピードとISO値のコントロールがボディ上部にダイヤル操作でまとめられていたり、レンズにも絞りリングがついていて、フィルムカメラらしいレトロを感じるデザインに、「シャッターを切りたい」という欲が満たされます。

また、プロダクトとしての魅力のみにとどまらず、性能面では彩度を抑えたシネマライクな表現もでき、この風合いがプラスされるだけで、グッとこなれ感がでて渋い写真の仕上がりに。

“わたしの好き”を詰め込んだ仕様に、遊び心をくすぐられます。

INFORMATION

カメラ情報

カメラ商品名:Fujifilm X-T4
有効画素数:約2610万画素
センサーサイズ:APS-C
フィルムシミュレーション:18モード
レンズ:XF 35mm F1.4/XF 16mm F1.4

03わたしだけの「イロ」が見つかる

1番の推しポイントは「イロ」

「Fujifilm X-T4」は、多彩なフィルムシミュレーションの搭載が特徴の一つですが、自分の好きなフィルムカラーで撮影でき、暗がりでの撮影や、光の差し込みをきれいに表現できます。

ラフに撮影した撮って出しの写真さえも滑らかで抜け感があり、まるで狙って撮影したかのような仕上がりを楽しめます。

編集時は、写真一枚一枚レタッチをするため、最終的には自分で仕上げていますが、撮影/編集どちらもそれぞれのイロを楽しめる点が◎

Fujifilmのセンサーサイズは、APS-Cで小さい分カメラ本体とレンズも軽量のため、旅に行くときは単焦点レンズを2〜3本持ち歩きます。
F値の低いレンズを使うことで、ボケ味もきれいな絵作りができるものをセレクトしています。

フルサイズにも引けを取らないポテンシャルを持っていながら、女性の片手にも収まりがいいところも、わたしのお気に入りポイントです。

04撮影や編集のTipsは「好きだ」と思えるか

撮影時のポイントは、平面だったり単調な絵にならないようにすること

光と影のコントラストや抜け感、写真を覗くと手を伸ばしてみたいと思える奥行きのある空間が広がっていることを意識しています。

でも、あまりに狙いすぎている写真は苦手で、その塩梅ってとても難しくて、ふいにシャッターを切った方が素敵に撮れたりするのも、撮影の楽しさでもありますよね。(被写体が人の時に、よりそのように感じます。)

また、記憶に残るイロを大切にしたいので、編集で大きくは色味をいじらないようにしています。

ファッションにもその時々の自分のお気に入りがあるように、“今”のわたしが「なんか、好きだなー。」と思えるイロを大切にしています。

05旅好きの好奇心をくすぐる「わたしのカメラ」

最近のご褒美旅行は韓国へ。

流行の移ろいが目まぐるしい韓国では、いつでも新しいオシャレに出会えます。

写真はいずれも韓国発のアパレルブランドで撮影したものですが、服だけでなく店内の空間デザインにも目を見張るものがあり、ついカメラを構えたくなってしまいます。

「Fujifilm X-T4」は、室内で控えめに灯るあかりも、風に弄ばれるカーテンのゆらめきも、切り取りたい“今”を狙えるカメラで、わたしの心をとらえてやみません。

06まとめ

実はカメラにあまり詳しくないわたしの相棒遍歴は、インスタントカメラから一眼レフまで様々でしたが、ここまで“しっくり”くるカメラは「Fujifilm X-T4」が初めてでした。

譲れないこだわりを何にするかによって、馴染みのよさが変わってくるのだと思っていますが、わたしにとってのそれが「イロ」でした。

レンズひとつをとっても写真の表情は変わりますし、ポートレート撮影には昔ながらの下敷きを使って小細工をはかることも...笑

わたしだけの相棒と撮影スタイル探しの旅は、まだまだ続きそうです。

MUSE

この記事を書いたライターのプロフィール画像
tabimuse編集部tabimuse編集部

旅を愛する人のためのコミュニティプラットフォーム「tabimuse」。 国内外の素晴らしいデスティネーションの旅情報をお届け。tabimuseがプロデュースするオリジナ...

VIEW MORE

RELATED
COLLECTIONS
関連記事