【ワークショップレポート】旅をもっと楽しむための、心と体のケアを学ぶひととき

11月中旬、秋も深まった土曜日。

渋谷と原宿の間にある穏田神社は、境内に心地のよい風が吹き抜け鳥のさえずりが聞こえてくる静かで落ち着いた空間です。

大きな銀杏の木の下にテーブルをセッティングし、皆さまをお出迎え。

神社を出るとキャットストリートや明治通りといった人通りの多いエリアに、「こんな静かエリアがあるとは驚きました！」と参加者の皆さまからお声をいただきました。

参加者の皆さん同士でまずは自己紹介。アットホームな雰囲気で和やかなムードでワークショップがスタートしました。

オリジナルテキストに沿ってワークショップは進行。テキストのレイアウトや作業シート、テーブルセッティングも季節と心地よさを感じてもらえるように。

参加者の皆さまには、温かいハーブティーを召し上がっていただきながらワークショップを進めていきます。

ハーブのブレンドは、寒いこの時期に体内を温め免疫力を上げる、シナモン・ジンジャー・ヴァンルージュ・ローズヒップ・エキナセアをブレンド。
実際に使用したハーブを見てもらうために、一つずつジャーに入れて香りや形状を見ていただきました。
優しい味わいのハーブティーに「おいしい！」という皆さんの声が嬉しかったです。

座学では、もともと持っている自分の体調の傾向を知るチェックや、旅先で出やすい体調の変化を知るワークも行いました。

自分の体のことは、意外にも知らないことが多いもの。

自覚していても改めて確認することで今の体の声を知ることが「健康」であることの第一歩であり、心地よく旅をする秘訣なのです。

今回のワークショップでは「あなただけのお守りボディオイルを作ろう」と題して、ご自身の体調や旅先での傾向をもとに精油をブレンドしたオリジナルのボディオイルを作りました。

ブレンドは4種類をご提案。

使用している精油をそれぞれ１つずつ香っていただいてから、ブレンドされたオイルを嗅いでみると香りの印象が異なります。
効能を求めることも大事なことですが、最後は実際に香りを嗅いでみて「なんかいい」としっくりくるものを選ぶのが一番。

ブレンドすることで精油同士の効能がより一層高まり、肌からの経費吸収、そして体への浸透力も高まります。

旅先で使ってもらうことをイメージし、

• 「Relax at the hotel（ぐっすり眠りたい・時差ボケ）」
• 「Have a calm morning（頭痛や痛みを緩和・免疫UP）」
• 「Comfortable air travel （食べ過ぎや乗り物酔い）」
• 「By the bed pool（冷えやむくみをとり疲労回復）」

という名前をつけてそれぞれのブレンドにあわせて、ホホバオイルに精油をブレンドしてもらい、遮光瓶に入れてお持ち帰りいただきました。
ぜひ次の旅に、日常的にもお守りの代わりに使ってくださいね。

ワークショップ終了後は、皆さまから多くの質問をいただきました。

こういう時にはどんな精油やハーブが効くのか、心がけることはどんなことか、旅先で実践できるフィトテラピーの活用法の具体例など、皆さまの質問から多くのことを学ばせていただきました。

フィトテラピーを学ぶうえで大前提となるマインドが「まずは自分」ということです。

このワークショップでは皆さんにご自身の心のコップを満たし続けることの大切さをお伝えし、フィトテラピーを通してご自身のみならずご家族や大切な方のセルフケアを考えるきっかけになればと思い今回のワークショップを開催しました。

アロマやヘルスケア、旅が好きという共通の趣味を持った方が多く集まってくださったので、質問しあったり情報を交換できる場になったと思います。

ご夫婦で参加してくださった方もいらっしゃったことがとても嬉しかったです。

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

今回予定が合わなかった、遠方で難しかったという方、次回の開催もお楽しみにお待ちくださいね！