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【ヨーロッパ旅 Vol.2】イタリア・ローマ 3泊4日の旅

初めてのヨーロッパ7泊9日の旅。後半の旅先に選んだのはイタリア・ローマ。バチカン市国への訪問を含め、3泊4日を過ごしました。

ローマ市内の定番観光スポットであるコロッセオやスペイン広場、南イタリアのアマルフィ海岸「ポジターノ」まで。イタリアの陽気で明るい雰囲気を満喫した旅です。

ヨーロッパ前半のパリは、こちらをご覧ください。

AM 11:00 トレビの泉

早朝にフランス・パリから、イタリア・ローマへはフライト便で移動。パリに比べてかなり暖かく、すでに夏の陽気を感じる気候です。レオナルド・ダ・ヴィンチ空港からローマ市内まではタクシーで移動しました。

ホテルにチェックイン後は、地下鉄を利用し、早速ローマ市内の観光へ。まずは、ローマの定番観光スポットである「トレビの泉 (Trevi Fountain) 」に訪れました。

トレビの泉は、ポーリ宮殿の壁を背後に、中央に水を司る海神ネプチューン(ポセイドン)、左に女神ケレス(デメテル)、右に女神サルース(ヒュギエイア)がそびえる巨大なバロック彫刻の傑作だそう。

INFORMATION

トレビの泉

PM 1:00 スペイン広場

オードリー・ヘプバーン主演の映画『ローマの休日』で登場する「スペイン広場 (Piazza di Spagna) 」は多くの観光客が集まります。

この広場の中央にある舟型の噴水は、ローマを代表する巨匠ベルニーニの作品。舟の形をした噴水は、16世紀の洪水の際にテヴェレ川からこのスペイン広場まで舟が流れ着いたことに由来していると言われているそう。

そのスペイン広場からはラグジュアリーブランドショップが立ち並ぶ「コンドッティ通り」があり、ショッピングを楽しむこともできます。

INFORMATION

スペイン広場

Open Mon - Sun (24 hours)
Piazza di Spagna, 00187 Roma RM, Italy

PM 3:00 コロッセオ

古代ローマ時代の円形闘技場「コロッセオ (Colosseo) 」。入場チケットは事前に予約をしておくのがおすすめ。

ここは市民へ娯楽を提供する場として、古代の闘技や競技、グラディエーターの戦いや狩りなどが行われていた場所。ローマ時代の建築物がそのまま残されている不思議な感覚です。観客席は当時約5万人を収容でき、当時の身分や階級によって席が決められていたそう。

近くには「コンスタンティヌスの凱旋門」があり、コロッセオから綺麗に眺めることができます。その奥には「フォロ・ロマーノ」「パラティーノの丘」など緑豊かな丘を散歩するのが◎

INFORMATION

コロッセオ

Open Mon - Sun (8:30 - 19:15)
https://colosseo.it

PM 7:00 レストラン「Trattoria Vecchia Roma」

ディナーはローマ・テルミ二駅にあるレストランへ。ローカルのお客さんで常に混んでいる印象。

このレストランはパスタがとにかく絶品。たっぷりのチーズを使用したカルボナーラパスタやトマトベースのパスタなどが有名なよう。

テルミ二駅に滞在する際には、ぜひ訪れてほしいレストランです。

INFORMATION

Trattoria Vecchia Roma

Open Mon - Sun (12:30 - 15:00 / 19:00 - 23:00)
https://www.trattoriavecchiaroma.it

AM 7:00 バチカン市国

2日目は「バチカン市国」のツアーへ。バチカン市国への入国手続きや美術館チケットなどがツアーに含まれており、美術品に関する歴史や解説を聞きながら、効率的に観光を楽しむことができます。

早朝に並び始めてから2時間ほど待ち、バチカン市国へ入国。かなり混雑する時期であれば3時間以上待つこともあるそう。

バチカン市国への入国にはパスポートは必要ありませんが、システィーナ礼拝堂やバチカン美術館を見学するチケットの購入は必要です。有名な美術品が多く展示されているバチカン市国の観光には胸が躍ります。

AM 10:00 バチカン美術館

「バチカン美術館 (Vatican Museum) 」には有名な美術館が数多く飾られています。『ラファエロの間』と呼ばれる、ラファエロがフレスコ画で装飾を行った宮殿内の部屋には、『アテネの学堂』があります。

美術館の最後には、システィーナ礼拝堂があり、ミケランジェロの傑作『最後の審判』や天井画を見ることができます。教皇ユリウス2世の依頼により、ミケランジェロが描いた天井と祭壇壁画は、ルネッサンス美術の最高傑作のひとつと言われています。

INFORMATION

バチカン美術館

PM 2:00 サン・ピエトロ大聖堂

バチカン市国のシンボルである「サン・ピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)」。カトリックの総本山と呼ばれる大聖堂です。

この旅で必ず訪れたいと願っていたスポット。大聖堂内部の美しさは、期待を超えるほどに壮大で時間を忘れて観光を楽しみました。

天井はどこまでも高く、豪華な装飾は息を飲むほどに美しく、不思議な感覚を与えてくれます。

このサン・ピエトロ大聖堂にはイタリアの天才芸術家ミケランジェロが制作した「ピエタ像」があります。ミケランジェロの数ある彫刻の中でもダビデ像と並ぶ最高傑作。 

ミケランジェロが生涯に制作したピエタ像は4つあり、この大聖堂に飾られているのは彼が若き20代の頃に制作をしたピエタ像。マリアの飾り帯にはミケランジェロの署名が刻まれており、彼が署名を残した唯一の作品だそうです。

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラに上り、ローマの街に広がるパノラマを眺めることができます。「クーポラ」とは大聖堂からドーム状になって突き出ている部分で。サン・ピエトロ大聖堂とは別途入場チケットが必要で、その場で購入可能です。

チケット購入時に、エレベーターと階段で登るチケットが選べますので、まずはエレベーターを選択することをおすすめします。

さらに頂上に登るにはかなりの長くて細い階段を上がる必要があり、歩きやすいスニーカーと根気が必要です。想像以上に長い階段に気が遠くなりましたが、記憶に残る美しい絶景です。

INFORMATION

サン・ピエトロ大聖堂(寺院)

PM 6:00 ピンチョの丘

2日目の最後はホテルの方に教えていただいた「ピンチョの丘」へ。ローマの方々に愛されるローマの夕陽スポット。

ボルゲーゼ公園の端にある展望テラス。町の西に建ち、ポポロ広場を眺めながら、ローマの景色が楽しめます。サン・ピエトロ寺院の背後に日が沈む姿は、ローマのレトロな街並みをロマンチックに包み込みます。

INFORMATION

ピンチョの丘

Open Mon - Sun (24 hours)
Piazza del Popolo, 19, 00187 Roma RM, Italy


AM 10:00 ポンペイ

3日目はイタリア南の街へ訪れるツアーへ。まずは世界遺産の古代都市『ポンペイ』。ポンペイは古代ローマ帝国の地方中核都市、南イタリアのナポリ近くに位置します。

この遺跡は紀元79年に火山の噴火により、街や住民ごと灰に埋もれた古代ローマの都市です。

火山灰に埋もれたことで、古代ローマ帝国時代に実際に使用されていた石畳の道路や建物がそのまま残されています。なんとこの時代、すでに商店街や浴場などもあり、古代都市の人々の暮らしを不思議と身近に感じることができます。

INFORMATION

ポンペイ遺跡 (Archaeological Park of Pompeii)

Open Mon - Sun (9:00 - 17:30)
https://pompeiisites.org

ポンペイ遺跡を観光した後は、青空が美しい晴れたイタリアの陽気を楽しみながらランチへ。

周りには出店などもあり、イタリアらしいプリントが施されたテキスタイルやお土産をみるのも◎

交渉次第では通常よりもお安く譲っていただくこともあり、地元の皆さまとのコミュニケーションを楽しむのも良い思い出になります。

PM 3:00 ポジターノ

「世界で一番美しい海岸」と言われている世界遺産に登録されたアマルフィ海岸。その西端にある「ポジターノ(Positano)」はたくさんの観光客が訪れるリゾート地として有名です。

青く輝く地中海と斜面に並ぶ屋根、緑豊かな山のコントラストがとても美しい場所。南イタリアらしい明るくてカラフルな色使いが素敵な景色です。ポジターノでゆっくりと過ごすバカンスも良さそうですね。

アマルフィはレモンが有名で、レモンのプリントが入った石鹸や小物、レモンキャンディなどがお土産として人気です。私はレモンを使用した可愛らしいキャンドルを旅の思い出として持ち帰りました。

AM 11:00 ブランチ

最終日はゆっくりと旅の疲れを癒しながら、ローマ市内を満喫します。テルミ二駅近くにあるレストランでブランチへ。

「ブルスケッタ(Bruschetta)」は薄くスライスしたバケットに鮮やかなトマトなどがのったイタリアの前菜。ほどよい酸味がとても爽やかです。

イタリアではどのレストランでも、テラス席が多く用意されていますので、天気が良い日には青空の下での食事がおすすめ。

PM 2:00 サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」はローマにある最大のカトリック教会。

「偉大なる聖母マリアにささげられた聖堂」という意味があり、バチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂と同様に、教皇が建築させたローマの四大バシリカ(古代ローマ様式の聖堂)の一つに数えられるそう。

テルミ二駅から徒歩圏内にあり、入場チケットなども必要ありません。

INFORMATION

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

PM 3:00 レストラン「Trattoria Vecchia Roma」

最後は、イタリアのリキュール「レモンチェッロ(Limoncello)」に挑戦。レモンの爽やかな酸味と甘さが楽しめるとてもフルーティなドリンクです。おしゃれなレモンイエローにも惹かれます。

レモンチェッロはお土産としても人気があり、空港内のお土産屋さんや街中のスーパーでも購入可能。レモン好きな方へのプレゼントにいかがでしょうか?

INFORMATION

Trattoria Vecchia Roma

Open Mon - Sun (12:30 - 15:00 / 19:00 - 23:00)
https://www.trattoriavecchiaroma.it

今回のイタリア・ローマへの旅はいかがでしたでしょうか?ローマ市内だけでなく、南イタリアの街まで足を運びました。旅行についての質問はIG (@snowymoon_)でもぜひご連絡ください。ぜひ皆さまの旅行の参考になればと思います。

MUSE

この記事を書いたライターのプロフィール画像
YUKIGOTOHプロダクトマーケター

美容業界で働くプロダクトマーケター。カジュアルな旅行がお気に入り。国内ホテルでのステイケーションやカフェ巡りも日々の楽しみです。

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