在住者がナビゲート。フランス・パリで絶対訪れたいカフェ7選

個人的に、パリで「朝カフェに行くならここ」と思っているのが「Carette」。

凱旋門やトロカデロ広場の近くにある老舗カフェで、朝のテラス席が本当に気持ちいいんです。

おすすめは、定番のクロワッサンとホットチョコレート。

クロワッサンは外がサクッとしていて中はしっとり、バターの香りをしっかり感じられて朝から幸せな気分に。実は、マカロンも賞を取っているくらい美味しいので、テイクアウトするのもおすすめです。

観光前の朝ごはんに使いやすくて、ここで軽く食べてからトロカデロ広場へ向かい、エッフェル塔を見る流れが鉄板。

ちなみに「Carette」はマレにも店舗があるので、マレ散策の日に組み込むのも◎。
予約はできないので、混雑を避けたいなら午前9時前後の早めの時間帯に訪れるのがベター。

いかにも“パリっぽい”朝を味わいたい日に、ぜひ行ってほしい一軒です。

パリのカフェと聞いて、真っ先に思い浮かぶ人も多いであろう「Café de Flore」。

世界中の人に大人気で常に混んでいますが、それでも「一度は行っておきたい」定番中の定番です。

私が個人的におすすめしたいのは、実は夜の時間帯。

昼間の慌ただしさが少し落ち着いて、お店全体がぐっと大人っぽい雰囲気になります。テラスに座りながらぼーっとするだけでも「パリにいるなあ」と実感できる場所です。

セーヌ川までも歩けるので、夜の散歩の途中に立ち寄ってみると◎

パレ・ロワイヤルの中庭にある、人気のアイスクリームショップ「La Crème du Palais Royal」。
ここは少し珍しいジェラートやシャーベットがメインのお店です。

パレ・ロワイヤルの整った回廊や庭園を見ながらアイスを食べる、贅沢な時間を味わうことができます。

立地のよさや店内のおしゃれさはもちろん、アイスの味も最高です！
おすすめはチョコレート味です。

マレ地区にある人気パティスリー「Bontemps」に併設されたレストラン＆カフェ、「Bontemps Le Restaurant “Jardin secret”」。

ちょっと隠れ家風なテラスとお花に囲まれた店内で、「Bontemps」の焼き菓子や季節のタルトをゆっくり楽しめます。
マレのショッピングで歩き疲れたときに、ここで一休みしてみては？

週末は混みやすいので、午前〜昼過ぎが狙い目。予約は基本不要ですが、混雑時は少し待つこともあります。

チュイルリー公園とルーヴル美術館の裏手にある「Cafe Verlet」。
観光地ど真ん中なのに、ちょっとローカル感があって落ち着く、不思議と居心地のいいカフェです。

グリーンが基調の店内で、レトロな空気が漂います。
個人的に好きなポイントは花柄のトイレ！（笑）色合いがかわいらしくてキュンとします。

コーヒーと焼き菓子はシンプルだけど丁寧。
チュイルリー散策の合間にふらっと入るのが正解です。

真向かいには、人気のライフスタイルブランド『Astier de Villatte』のショップも！

マレ地区にある、かわいいが詰まったカフェ「Sevenly Heart」。
入口やドリンクに散りばめられた、ハートモチーフにときめきます。

少しシャビーでヴィンテージ感がありながら、どこか洗練されていて、写真映え抜群の空間です。

店内はコンパクトなので、人で溢れる前の午前〜お昼ごろに訪れるのがおすすめ。

映画『アメリ』が好きなら外せないのが「Café des Deux Moulins」。

モンマルトルにあって、店内に入ると本当に映画の世界そのまま。
主人公アメリのパネルや、赤を基調としたインテリアに、写真を撮る手が止まらなくなる空間です。

劇中でアメリが食べていたクレームブリュレもメニューにあるので、映画『アメリ』好きさんはぜひ訪れてみてください。

今回ご紹介したカフェは、どちらも私が「ここに行けば間違いない！」と思っているお気に入りばかり。

観光で歩き疲れたら、カフェにふらっと立ち寄り、街の空気を感じながら、コーヒーやスイーツでひと休み。
そんな余白のある過ごし方が、パリ旅行をぐっと心地よいものにしてくれるはずです。

ぜひ気になるお店を実際に訪れて、パリ旅行を楽しんでくださいね。