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ヘルシンキ

カフェもムーミンもマーケットも。ヘルシンキ在住者が選ぶ7つの場所

更新日:2026/10/13

はじめまして。フィンランド・ヘルシンキ在住のRenaです。
この度、現地在住MUSEとして、tabimuseで記事を書かせていただくことになりました。
現地レストランで働きながら、オンラインでヨガと日本語を教えています。

マリメッコ、イッタラ、ムーミン。フィンランド生まれのものは日本でも親しまれているのに、「北欧」と聞くと少し遠く感じてしまう。けれど日本から首都ヘルシンキまでは直行便で約13時間。ヨーロッパのなかでは、比較的訪れやすい国のひとつです。

ヘルシンキは、フィンランドの首都でありながら少し歩けば海や森に出会える街。主要なスポットは徒歩で巡れるほどコンパクトで、治安も比較的よく、街を歩いていると一人で観光を楽しむ女性の姿をよく見かけます。9年連続で「世界一幸せな国」に選ばれている国の、穏やかな空気がそのまま流れているような街です。

この記事では、はじめてフィンランドを訪れる方に向けて、ヘルシンキで訪れたい7つの場所を「好きなもの」から選べる形でご紹介します。

01まずはヘルシンキのシンボルにご挨拶
【ヘルシンキ大聖堂】

ヘルシンキに来たら、まずは街のシンボルにご挨拶。ヘルシンキの中心、元老院広場(Senate Square)に堂々と佇む白い建物が「ヘルシンキ大聖堂」です。1852年に完成した、ヘルシンキを象徴する建物のひとつ。

青空の下に広がる白い大聖堂と大階段は、ヘルシンキらしい景色。階段に腰掛けて、広場を眺めながら旅の始まりを感じてみてはいかがでしょうか。

ぜひ大聖堂の中にも入ってみてください。外観の華やかさとは対照的に、内装は意外にもシンプル。初めて訪れたときは少し物足りなく感じましたが、フィンランドで暮らすうちに、この「必要なものだけを残したシンプルさ」が心地よく感じるようになりました。飾りすぎず、余白を大切にするフィンランドらしさが、教会にも表れているように感じます。

大聖堂の周辺には、ヘルシンキ大学やフィンランド国立図書館など歴史的な建物も集まっているので、広場をゆっくり歩いてみるのもおすすめです。

INFORMATION

Helsinki Cathedral(ヘルシンキ大聖堂)

住所:Unioninkatu 29, 00170 Helsinki

Website:https://helsingintuomiokirkko.fi/en/

02カフェ巡りが好きな人へ
【Fazer Café】

フィンランドは、世界でも有数のコーヒー好きの国。日常的にコーヒーを楽しむ文化が根付いており、カフェ文化もとても身近な存在です。

そんなフィンランドで、「チョコレートといえばFazer」といわれるほど有名なのが、1891年創業の「Fazer」。ヘルシンキ市内にはFazerのカフェもあり、コーヒーやフィンランドのシナモンロール「Korvapuusti」などを楽しめます。

中でも私のお気に入りは「Geisha Latte」。Fazerの人気チョコレート「Geisha」の風味を楽しめる、甘さ控えめで濃厚なラテです。ヘルシンキでカフェ巡りをするなら、ぜひ一度試してみてください。

INFORMATION

Fazer Café Kluuvikatu 3

03ムーミンが好きな人へ
【Moomin Shop】

「フィンランドといえばムーミン」という方も多いのではないでしょうか。ヘルシンキ中心部にはMoomin Shopが2店舗あり、たくさんのムーミングッズを見ることができます。

日本にはたくさんのキャラクター文化がありますが、フィンランドではムーミンがとても身近な存在。グッズだけでなく、ムーミンをモチーフにしたコーヒーや紅茶などもあります。

お土産におすすめなのが、フィンランド語で書かれたポストカード。翻訳してみると、哲学的なことを言っていたり、なんでもないことを言っていたり、思わずクスッとしてしまうかもしれません。それなのに、フィンランド語で書いてあると、なぜか全部カッコよく見えてしまうから不思議です。

日本とは少し違ったムーミンの世界を楽しみながら、フィンランドならではのお土産を探してみてください。

INFORMATION

Moomin Shop

住所:Pohjoisesplanadi 2, 00100 Helsinki(エスプラナーディ店)

住所:Mannerheimintie 22-24, 00100 Helsinki(ラシパラツィ店)

Website:https://www.moomin.com/en/locations/
Instagram:https://www.instagram.com/moominofficial/

04フィンランドのデザインが好きな人へ
【マリメッコ ヘルットニエミ アウトレット】

マリメッコ発祥の地であるフィンランド。街中にもたくさんの店舗がありますが、せっかくならマリメッコの本社へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

本社の隣にはアウトレットがあり、洋服やバッグ、食器、雑貨、布地など、幅広いアイテムをお得な価格で購入できます。

そして、ぜひ立ち寄ってほしいのが、一般の人も利用できる社員食堂「Maritori」。マリメッコの食器やナプキンに囲まれてランチを楽しめる、フィンランドならではの体験です。

実際に社員の方も食事をしているので、何となく私もマリメッコの一員になったような気になります。社員の方々のファッションもとてもおしゃれで、その後の買い物がさらに楽しく感じられました。

INFORMATION

Marimekko Herttoniemi Outlet/Maritori

住所:Kirvesmiehenkatu 7, 00880 Helsinki(アウトレット)

住所:Puusepänkatu 4, 00880 Helsinki(Maritori/月〜金 10:30-14:00)

Website:https://www.marimekko.com/ / https://en.maritori.com/
Instagram:https://www.instagram.com/marimekko/ / https://www.instagram.com/maritori_helsinki/

05フィンランドの暮らしを感じたい人へ
【Hietalahti Market】

フィンランドの人々の暮らしを少し覗いてみたいなら、ぜひ訪れてほしいのがヴィンテージマーケット。

Hietalahti Marketでは、夏を中心に週末にフリーマーケットが開催され、ヴィンテージの食器や洋服、フィンランドデザインなど、さまざまなものが並びます。Arabiaやiittalaなどのアイテムに出会えることもあり、宝探しのように掘り出し物を探すのも楽しみのひとつ。

私自身、フィンランドに来てからヴィンテージ食器を見るのが好きになりました。誰かのもとで大切に使われてきた食器が、巡り巡って自分のもとにやってくることに、物だけではない価値とロマンを感じています。

ヴィンテージとの出会いは一期一会。自分だけのお気に入りを探す時間も、フィンランド旅行の思い出になるはずです。

INFORMATION

Hietalahti Market

住所:Lönnrotinkatu 34, 00180 Helsinki(屋内マーケットホール)

住所:Hietalahdentori, 00180 Helsinki(屋外フリーマーケット/5月下旬〜8月末の土日)

Website:https://hietalahdenkauppahalli.fi/en/ / https://www.hietsunkirppis.com/en
Instagram:https://www.instagram.com/hietalahden_kauppahalli/

06フィンランドの食文化を楽しみたい人へ
【Old Market Hall】

ヘルシンキの港にある歴史的な建物「Old Market Hall」は、1889年に建てられた、まさにヘルシンキの「街の台所」。

館内には、さまざまな飲食店や食料品店が軒を連ねており、フィンランドの食文化を身近に感じることができます。日本の市場と比べると規模はコンパクトですが、いろいろなお店がぎゅっと詰まった感じが心地よく、並んでいる食材を眺めながら歩くだけでもフィンランドの日常を感じられました。

中にはフィンランドならではのトナカイの肉を扱うお店もあるので、現地ならではの食文化を体験してみたい方は、ぜひ挑戦してみてください。実はトナカイの肉は想像するほど臭みもなく、やわらかくてとても美味しいですよ。

INFORMATION

Old Market Hall(Vanha kauppahalli)

住所:Eteläranta 9, 00130 Helsinki

Website:https://vanhakauppahalli.fi/en/
Instagram:https://www.instagram.com/vanhakauppahalli/

07フィンランドと日本のつながりに興味がある人へ
【Ravintola KAMOME】

映画『かもめ食堂』をきっかけに、フィンランドに興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

映画のロケ地として知られていた「Ravintola KAMOME」は、2025年に場所を移し、現在もフィンランドと日本を「食」でつなぐ場所として営業しています。

なお、映画のロケ地だったお店は2025年9月に閉店し、現在は別の日本食レストランが営業しています。映画のロケ地を訪れたい方と、現在のRavintola KAMOMEで食事をしたい方では、訪れる場所が異なるのでご注意ください。

旅の終盤、日本食が恋しくなったら、ぜひRavintola KAMOMEへ。お味噌汁やおにぎりなどの美味しい日本食と、店員さんの「いらっしゃいませ」という挨拶に、きっと心も体もほっとするはずです。

ここでしか買えない可愛いかもめのオリジナルグッズもあるので、フィンランド旅と美味しかった日本食の思い出を、ぜひ持ち帰ってください。

INFORMATION

Ravintola KAMOME

住所:Tenderinlenkki 8, 00520 Helsinki

Website:https://www.kamome.fi/
Instagram:https://www.instagram.com/ravintola_kamome/

08また帰ってきたくなる、フィンランドという国

フィンランドの見どころは、まだまだたくさんあります。けれど、私が感じるこの国の一番の魅力は、観光スポットだけではありません。飛行機を降りた瞬間から、広大な森や湖、そして穏やかで温かい人々が迎えてくれる。海外に来たはずなのに、なぜか肩の力が抜けて、自然体でいられる。そんな不思議な居心地の良さが、フィンランドにはあるように思います。

きっとまた帰ってきたくなる。そんな魅力を持つフィンランドを、ぜひ一度訪れてみてください。

MUSE

この記事を書いたライターのプロフィール画像
Renaフィンランド在住フリーランス

フィンランド人の婚約者と、フィンランド・アメリカ・日本を行き来する生活をしています。現在はフィンランドで暮らしながら、何気ない日々の中で見つけた小さな幸せや、季節の移ろ...

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