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ピエモンテ州

【ピエモンテ州】グルメとワイン好きが今行くべき北イタリア|夫婦で巡るバローロ・バルバレスコの旅

更新日:2026/09/05

初めのイタリア。 選んだ場所は、北イタリア・ピエモンテ州
フランスとスイスの国境近くに広がり、世界遺産「ランゲ」のあるエリアです。

派手な観光地ではありませんが、ブドウ畑の地平線、家族で営むワイナリー、ピエモンテ料理、ひとつひとつの体験がとても奥深く、食を目的とした旅にはもってこいのデスティネーションです。

この記事では、2軒のワイナリーと、ランゲ地方の素敵なお宿2軒、そして今回の旅の目的でもある1軒のレストランを厳選してご紹介。ワインと美食を求める大人の旅をぜひご覧ください。

01ゴールディンウィーク6日前で、ANAマイル予約成功!実際の旅程を公開

実はこの旅、ゴールデンウィーク直前にバタバタと予約したんです。

出発のわずか6日前、しかもゴールディンウィーク直前。本来であれば、航空券は跳ね上がる時期ですが、ANAマイルを使って予約に成功。

実際のフライトはこちら。

【行き】羽田 → フランクフルト、フランクフルト → トリノ どちらもルフトハンザ航空
【帰り】ミラノ・マルペンサ → 上海 → 羽田 中国国際航空+ANAの組み合わせ

フライト代を浮かせて、その分いいワインを飲みたい方にうってつけの路線です。笑

02ワイン、美食、絶景。ピエモンテの3つの魅力

正直に言うと、ピエモンテという場所をきちんと理解したのは、今回の旅が初めて。

イタリアといえば有名な都市はたくさんありますが、今回到着した空港のトリノは、日本ではあまり馴染みのない街かもしれません。でも、ピエモンテへの入口として、1〜2泊ステイしてからワイナリー巡りをするのにとても便利です。

結論、唯一無二の旅となったピエモンテ。その魅力は大きく3つあります。

ピエモンテの魅力① ワイン好きの聖地、バローロとバルバレスコ

ピエモンテ南部に広がるランゲ地方は、世界中のワイン愛好家が一度は訪れたいという憧れの地。

「ワインの王様」と呼ばれるバローロと、「ワインの女王」バルバレスコが生まれるエリアです。

どちらも、ネッビオーロという土着品種から造られる赤ワイン。深く、ながーく、唯一無二の味わいで、小さな村に家族で営むワイナリーが点在し、その一軒一軒に物語があります。

どのワイナリーを訪れても、きっと楽しいはず。

ピエモンテの魅力② 美食家に愛される、ピエモンテ料理

ピエモンテは、スローフード運動の発祥としても有名で、 小さな州にもかかわらず、星付きレストランの数は、イタリア有数なんだそう。
私たちが訪れた時期とは異なりますが、秋には世界最高峰の白トリュフが採れ、毎年アルバで開催されるトリュフ祭りには、世界中の美食家が集まるそう。

この時期、ローカルの方々は、「トリュフパーティーしよう!」が誘い文句なんだとか。羨ましい!

※スローフードとは、「地域の伝統的な食文化や食材を見直し、時間をかけて食を楽しむこと」を目的とした社会運動(ネットから拝借)

ピエモンテの魅力③ 世界遺産・ブドウ畑の美しい景観

ピエモンテのブドウ畑の景観は、2014年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

一面に広がるワイナリーの光景は圧巻!時間ごとにその表情は変わり、特に夕暮れの時間が好きでした。

派手な観光地ではありませんが、のんびりとした時間の中で食とワインを楽しめ、大人の旅先にぴったり。

「ここに住めたら…」と、現地の不動産情報を思わず調べるほどでした。笑

03ワイナリー① 3代目兄妹が蘇らせた【Poderi Fogliati】

ピエモンテを訪れた最大の目的は、ワイナリー巡り。ランゲ地方には、家族で営む小さなワイナリーが丘の上に点在しており、それぞれに歴史やこだわりがあります。

Poderi Fogliati(ポデリ・フォリアーティ)

カスティリオーネ・ファッレット村のBussia(ブッシーア)地区。 バローロを生む最高峰のクリュの、小さな丘の上にあります。

1800年代から続く土地ですが、ある時期からブドウは他の生産者に売られ、ブランド名は途絶えていました。 それを2016年、3代目の兄妹GuidoさんとAnnalisaさんが復活させたのがPoderi Fogliati。(Annalisaさんはマイアミで国際弁護士をしていたんだそう!)

7ヘクタールの畑を全てオーガニックに切り替え、樹齢90年を超える古木のネッビオーロから、バローロを生産しています。
テイスティングはご自宅のキッチンで。

お庭から見える一面のワイン畑も美しい!このビューを見ながらいただくバローロは、また格別です。

ご自宅を改装してbnbも運営されているので、次回は必ず宿泊したいと思います。

INFORMATION

Poderi Fogliati(ポデリ・フォリアーティ)

所在地:Castiglione Falletto, Piemonte, Italy
アクセス:アルバから車で約20分/トリノから車で約1時間30分
予約:要予約(公式サイトまたはメールから)
公式サイト:https://www.poderifogliati.it/
Instagram:@fogliatiwines

04ワイナリー② 日本人ご夫婦が営む【Cascina Lieto】

日本でいただいて、その美味しさに感動!
そして今回ご縁をいただいて訪れたのが、Cascina Lieto(カッシーナ・リエート)。
カスティリオーネ・ティネッラ村の丘陵地。アスティとランゲ地方の境界に位置するエリアにあります。

イタリアに30年以上住むオーナーの佐々木ヒロトさんが、「人生の最後にやりたいこと」が、このワイン作りだったそう。

トラクターは使わず、ほぼすべての作業は手作業。収穫は、葡萄の種子が"カリッ"と音を立てるまで完熟を待つという徹底ぶり。

セラーに入ってからも、野生酵母による自然発酵、糖度計も一切使わず、すべての判断はオーナーの「味」だけ。最低2年の瓶熟成を経てやっとリリースされます。

これだけ手間と時間をかけて造られているため、年間の生産本数は約4,000本ほど。

全国の限られたワインショップでしか取り扱いがなく、出会えたらラッキーな、知る人ぞ知る希少なワインです。

INFORMATION

Cascina Lieto(カッシーナ・リエート)

所在地:Castiglione Tinella, Piemonte, Italy
アクセス:アルバから車で約30分/トリノから車で約1時間30分
Instagram:@cascinalieto

05結論、ピエモンテ旅の正解はレンタカー

ピエモンテは、思い切ってレンタカーを借りる旅がおすすめ。

ランゲ地方は、家族で営む小さなワイナリーが丘の上に点在しているエリアなので、タクシーやバスでは、思うように動けません。

そして、知って欲しいのが、イタリアのレンタカーは乗り捨て(ワンウェイレンタル)が可能なこと。

今回の私たちは、トリノでピックアップして、ミラノ・マルペンサ空港で返却するルートを選びました。

これが本当に正解。

トリノ市内を楽しんで、ランゲに出発する日にレンタカーをピックアップ。ワイナリーを巡り、最後はミラノ空港でそのままフライトへ。
旅程の自由度がぐっと上がります。

国際免許証を忘れずに!

INFORMATION

今回利用したレンタカー

【会社】AVIS(エイビス)
【ピックアップ】トリノ市内
【返却】ミラノ・マルペンサ空港
【車種】オートマ・コンパクトSUV
【期間】5日間
【料金】5日間で€444(乗り捨て手数料込み)

06ホテル① ワイナリー巡りの中継地点【Parco Reala】

イタリア・トリノから車で約1時間。
ランゲのワイナリーエリアの入り口に、日本人の奥様がオーナーの素敵なお宿があります。

📍Parco Reala(コルネリアーノ・ダルバ)

センスの良いおうちにお邪魔する雰囲気で、早めの到着も、奥様が優しく出迎えてくださいました。

Parco Realaは、ランゲのワイナリーを巡る導線上にある中継地点のような場所に位置し、トリノの旅を終え、これからワイナリーを巡る私たちの行程にぴったりでした。

このエリアでは珍しく、サウナやスパエリアが充実しているのも決め手に。

朝食のテーブルに並ぶのは、敷地内で育てたお野菜と、おいしいおいしいハム。

バルバレスコまで車で20分。バローロまでも30分。
ワイン好きには堪らない響きなことでしょう。笑

ピエモンテを旅するなら、トリノ → ランゲのワイナリー、という流れがおすすめ。その中継地点として、のんびり過ごすのにぴったりのお宿です。

「次は秋のトリュフパーティーで乾杯しましょう。」
そう言って、お別れ。
すでに、またピエモンテを訪れる理由がたくさん。

INFORMATION

Parco Reala(パルコ・レアラ)

所在地:Corneliano d'Alba, Piemonte, Italy
アクセス:トリノから車で約1時間/アルバから車で約10分
公式サイト:https://www.parcoreala.com/
Instagram:@parcoreala

07お宿② バルベーラの聖地で泊まる【Braida Wine Resort】

ピエモンテ後半に泊まったのが、Braida Wine Resort(ブライダ・ワイン・リゾート)。

ここは、「バルベーラを世界の銘酒に押し上げた革命家」と称されるジャコモ・ボローニャ氏が、家族とともに営むワインリゾートです。

中世のベネディクト派修道士が葡萄を栽培していたという歴史あるカスケードを改装し、バルベーラ畑に囲まれたワイン畑に囲まれた中に佇んでいます。

自転車でブドウ畑を巡るアクティビティも、このリゾートのお楽しみのひとつ。eバイクが借りられて、バルベーラの畑のなかをゆっくりとサイクリング。

そして、ホテルに戻ればMammaから「ワインを飲むわよ〜!」と誘っていただき、テラスでそのまま赤ワインをぐびっと!!
一面広がるワイナリーを目にいただくワインは最高です。この光景は、この度のハイライト。

ピエモンテの大地と空気を、五感で味わえる体験でした。これは心からおすすめのアクティビティ!

INFORMATION

Braida Wine Resort(ブライダ・ワイン・リゾート)

所在地:Frazione Asinara, Strada San Bernardo 33/36, Rocchetta Tanaro, Asti, Piemonte
アクセス:アルバから車で約50分/トリノから車で約1時間20分
公式サイト:https://www.braidawineresort.it/
Instagram:@braidawineresort

そして、Braida Wine Resortとぜひセットで訪れて欲しいのが、ボローニャ家が営むトラットリア「i Bologna(イ・ボローニャ)」

ホテルから車ですぐの場所にあり、ピエモンテ伝統料理とワインを楽しめるお店です。

1954年創業の歴史あるトラットリアで地元の人から愛されており、この日も市長さんがいらっしゃっていました。
(日本が大好きということで、気さくにたくさん喋りかけていただきました。笑)

タヤリン、ヴィテッロ・トンナート、ブラザート——
そして、名物はアニョロッティ。三種のお肉と香味やハーブが効いてモッチモチの食感。
厨房で手作りしている姿を拝見しながらいただきました。

気さくなオーナーさんと記念撮影も。笑
ボローニャ家の世界を味わう贅沢な夜になりました。

INFORMATION

i Bologna(イ・ボローニャ)

ジャコモ・ボローニャ家が営むトラットリア
所在地:Via Roma, Rocchetta Tanaro, Asti, Piemonte
公式サイト:https://www.ibologna.it/

08最後に

3軒のワイナリー、2軒の素敵なお宿、世界遺産のワイナリーを見渡しながらのレンタカーでの旅。
行く場所行く場所で素敵な出会いがあり、想像していたイタリアより、ほっこり温かい時間でした。

派手な観光地はないけれど、心からお勧めできる場所をピックアップしてご紹介しました。

グルメとワインが好きな大人の方は、ぜひピエモンテへ!

MUSE

この記事を書いたライターのプロフィール画像
野々村 菜美tabimuseプロデューサー

ホテルのこだわりを感じながらのんびりと過ごすホテルステイをこよなく愛し、美味しい食事を求めて国内外問わず何処へでも。 登山やゴルフ、ダイビングなどアクティブな旅にもチャ...

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