憧れのディズニーランドパリで過ごす1dayスケジュール

パリ市内にある「Hôtel Beige」に宿泊していたので、朝食を済ませ荷物をまとめてチェックアウトの準備を整えます。

今回はディズニーランドパリに訪れるため、ホテルをメインとした滞在は叶いませんでしたが「Hôtel Beige」での滞在は素晴らしい思い出の一部に。
次にパリを訪れるときも、またこのホテルに滞在したいと思わせてくれる、そんな素敵なホテルでした。

パリ市内からディズニーランドパリへのアクセスは非常に便利で、RER A線で約40分。
ディズニーランドパリの最寄りは終着駅「Marne-la-Vallée-Chessy」になります。

電車に揺られながら、ディズニーランドパリでの1日を思い描き、期待に胸が膨らみます。
途中で見えるパリ郊外の風景も楽しみながら、ディズニーの世界が近づいてくる感覚にワクワクが止まりません。

まずはホテルに荷物を預けるために、ディズニーランドパリの近くにある宿泊予定の「Moxy Paris Val d'Europe」へ向かいました。
今回1dayで訪れる予定だったので日帰りも検討しましたが、閉園時間（ナイトショー開始時刻）が23時ということもあり、治安を考慮してディズニーランドパリ近くのホテルを予約。

準備を整え、事前にオンラインで購入していた1dayパスを手に、ディズニーランドパリの入場ゲートへ向かいました。

ディズニーランドパリには「ディズニーランド・パーク」と「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」の2つのテーマパークがあります。

まずは映画の舞台裏をテーマにした「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」へ向かいました。
パークに入ると、活気に満ちたメインストリートが目に飛び込んできて、一気に夢の世界へと引き込まれました。

「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」には、マーベルやピクサー映画に基づいたアトラクションが多く、映画ファンにはたまらない場所です。

その中でも特に注目すべきアトラクションが、「カーズ」をテーマにしたカーズ・ロード・トリップと、「ファインディング・ニモ」に登場するクラッシュをテーマにしたクラッシュのコースター。

カーズ・ロード・トリップは、映画「カーズ」をテーマにしたアトラクション。
映画の中でおなじみのキャラクターたちと一緒にロードトリップに出かけることができます。映画の世界観が再現された風景やシーンが次々と現れ、まるで映画の中に入り込んだかのような体験ができます。

クラッシュのコースターは、映画「ファインディング・ニモ」に登場するキャラクター、クラッシュをテーマにしたアトラクション。
海の中をクラッシュと一緒に冒険するスリル満点のコースターで、乗り物がカメの甲羅を模したデザインなのも注目ポイントです。
360度回転する部分もあり、子供から大人まで楽しめるエキサイティングな体験が待っています。

続いて、隣接する「ディズニーランド・パーク」へ移動。
ゲートを進むと、まず目に飛び込んでくるのがディズニーランド・ホテルとミッキーの花壇です。
美しいミッキーの花壇と、ピンクカラーの可愛らしい外観が特徴のディズニーランド・ホテルが訪れる人々を温かく迎えてくれます。

入園して真っ先に向かったのは、「Pizzeria Bella Notte（ピッツェリア・ベラ・ノッテ）」。
ランチに日本の数倍も大きいミッキーの形をしたピザをいただきました。

ミッキーピザは見た目も可愛らしく、人気のディズニーフードです。
サクサクの生地にたっぷりのチーズとトマトソースがのっていて、味も抜群。

ランチ後はパーク内を散策しながら、ディズニー特有の雰囲気を堪能。
パーク内のギフトショップは夕方以降になると混雑するので、この時間帯にチェックしてしまいます。
日本では見かけないようなディズニーキャラクターの商品や限定グッズが並び、どれを買うか迷ってしまうほどの豊富な品揃え。
ディズニーランドパリ限定のグッズやお土産を探すのが楽しいひとときです。

パリ限定のエッフェル塔デザインのカチューシャを購入。
このカチューシャは、リボンの中心に施されたエッフェル塔のモチーフが特徴で、ディズニーランドパリならではの特別なアイテムです。
黒と金の色使いがエレガントで、グリッターが施されたリボンが夜のパークでも煌めきます。
サイドにはディズニーランドパリと刺繍ロゴも入っていて、お土産や自分用の記念品としても最適。

一度パークを出て雨宿りを兼ねてディズニーランドパリの隣駅にあるアウトレット「La Vallee Village」へ向かいました。
円安の状況にもかかわらず、ヨーロッパのブランド品が日本よりお得な価格で購入でき、免税も対象となっているのでさらにお得感が増します。

事前にパリ市内から日帰りで訪れるのはもったいないと聞いていたため、ディズニーに合わせて立ち寄ったのが正解。
日本でも人気のブランド品を手頃な価格で手に入れることができ、雨宿りがてら満足のいくショッピングタイムを過ごせました。

天候も晴天となり「ディズニーランド・パーク」に再入場。

最初に向かった先は、メインストリートUSAにある「The Gibson Girl Ice Cream Parlor（ギブソンガール・アイスクリーム・パーラー）」でスイーツタイム。
さまざまなフレーバーのアイスクリームを楽しむことができ、どれも濃厚な味わいで果肉が入っており本格的です。

アイスクリームの上には、ミッキーがデザインされたワッフルクッキーがトッピング。
見た目も可愛く、食べる前から気分を盛り上げてくれます。

今回の目的のひとつでもある「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」内の「Bistrot Chez Rémy（ビストロ・シェ・レミー）」でディナーを楽しみました。映画「レミーのおいしいレストラン」をテーマにしており、まるで映画の中に入り込んだかのような体験ができます。

「Bistrot Chez Rémy」はディズニーランドパリでしか体験できないため、事前予約が必須の人気レストラン。
予約はディズニーランドパリの公式アプリより可能ですが、2ヶ月前から開始されるため、訪れる日時が決まったらパークチケットを購入し、早めにレストランの予約をチェックしてみてくださいね。

店内はレミーの視点でデザインされており、椅子やテーブルは巨大な食器やカトラリーを模していて、とてもユニークです。
メニューは「レミー」と「エミール」の2種類のコースがあり、違いはデザートの有無です。今回は「レミー」のコースを選び、前菜とメインをお好みで選べましたが、どちらもボリューム満点。
映画の中でも象徴的な「ラタトゥイユ」はすべてのメインメニューに含まれており、レミーファンには堪らない時間を過ごせること間違いありません。

ディナー後は再び「ディズニーランド・パーク」に戻り、閉園時間までアトラクションを満喫。
20時を過ぎても明るいパリの空に少し戸惑いましたが、そのおかげで夜まで写真撮影を楽しむことができました。

「ディズニーランド・パーク」のシンボルは、眠れる森の美女の城。
ピンクカラーを基調とした美しいデザインが特徴で、フォトスポットとしても大人気です。
城内には、「眠れる森の美女」の物語をステンドグラスで描いたギャラリーやマレフィセントがドラゴンに変身した姿がリアルに再現されており、その迫力に圧倒されること間違いなしです。
「ディズニーランド・パーク」に訪れたら見逃せない注目のスポット。
昼と夜で異なる表情を見せるこの美しい城を、ぜひ堪能してみてください。

閉園時間と同時に開始するナイトショー「Disney Electrical Sky Parade（ディズニー・エレクトリカル・スカイ・パレード）」は、最大500機のドローンが夜空を彩る圧巻のショーです。
日本でも人気のエレクトリカルパレードが夜空で演出される様子に終始感動。ディズニーの魔法にかかる素晴らしい時間を過ごすことができました。

ディズニーランドパリでの1日は、夢のような体験の連続でした。
ディズニー好きな方はもちろん、パリ旅行のついでに訪れるか悩んでいる方も、ぜひ検討してみてください。
初めてのパリということもあり、今回は1日のみの訪問でしたが、次回はもっと多くのショーを観たり、ディズニーランドホテルに宿泊してゆっくり過ごしたいと思います。

質問などはお気軽にInstagram@rie_tabiまでコメントをください。
ディズニーランドパリを訪れる予定のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。